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チラシの価格表示で他店との差別化を図る

昭和40年代ごろからチラシを印刷して宣伝を行うお店は増え、そのころからすでに価格の最後に98円とつけるのが主流となっていました。

そういう価格の表示だと、なんとなく安くなった感じがするとか、8が縁起の良い数字だからだとか、そういった理由で多くのお店がそのやり方を続けています。

ただ、多くのお店がそうしているから、という理由でそのような価格にしているのであれば、それはあまり良くない傾向といえるでしょう。

宣伝というのは、いかに他のお店との違いをだせるのかが重要であって、どこかの真似をしているだけではダメなのではないでしょうか。

たかがチラシ、とは思わずそこはしっかりと考えておきたいところです。

たとえば、セールを催すときには、いかに激安かをあらわすためにも、「1980円」ではなく、思い切って「19000円」にしてみたら、とてもインパクトがあります。

また、「1970円」というように、「7」で終わるようにして、少しだけ安くしてみるというのも、他との違いを打ち出せるでしょう。

それに、少しでも安く買いたい消費者は、一番安いお店を常に探しているので、他よりも少し安いお店でまとめ買いをしようという気持ちになるのではないでしょうか。

価格の違いで、他社とのはっきりとした差別化を図ることが可能になるのです。

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