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根拠ある色

チラシをデザインするとき、その時その時に思いついた色を使用すると、チラシとしてまとまりがなく、ごちゃごちゃとしたチラシになってしまいます。

チラシの作成時にはメインの色を何色にするかを決めましょう。
メインを何色にするかによって、キャッチコピーなど文字の色が決まり、全体のバランスのよいカラーのチラシが出来上がります。

チラシをすっきりと見せたいのであれば、使用する色の色数は少なめにしましょう。
またチラシを制作しているときはよい色だと思っていたのに、実際印刷してみると、作成時にパソコンのモニターで見ている色より暗く、全体的に濁ったような印象になってしまうことがあります。

理由としては、モニターは発光しているためです。
効果で影をつけたり、少しCMYKの黒を混ぜたりするとデータを作成中には締まった色に見えますが、実際印刷するとなると、色が全体的に濁った印象になってしまうのです。
濁った色は渋い印象付けをしますが、さわやかな印象付けには不向きです。

また、それぞれの色には青は誠実さ、赤や黄色の注意色はお得感など、与える印象があります。
チラシで訴えたいものが何か、それにあった色はなにか。
チラシを作成するときには、根拠ある色をチラシに使用するようにしましょう。

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