HOME >> チラシの活用術vol34 顧客心理を考える
お客様の心理や行動を、考えたチラシ広告をつくる事は集客効果をアップする上では、外せない項目の1つです。
また、来店されたお客様が、お得意様になっていただくにも欠かせません。
そんなことは、誰もが知っている事なのですが、実行となるとなかなか、難しいのが現実です。
それは、お客様にいいサービスが必ずしも、経営者にとっていいサービスとはならないからです。
例えば、期間限定の割引キャンペーンなどは、いい例です。
お客様は安くなるので、チラシを持って、来店して頂けます。
お店側としては、赤字覚悟でキャンペーンをしている所も、少なくないでしょう。
キャンペーンの目的は、お客様に店舗へ足を運んでもらい、お気に入りになっていただく事が目的です。
ですから、キャンペーン価格の商品やサービスは、即時繁栄の利益としては、あまり良くはないんです。
エステなどのキャンペーンなどもわかりやすいですね!
普段の1回の施術料金からみたら破格の値段でサービスが受けられます。
でも、お客様がお気に入りになっていただき、リピートいただく事で得る利益は、高くなります。
ではどこが失敗してしまうのか?
それは、利益がキャンペーンの後から上がるか?上がらないか?
それは、未来になってみないと判らない。
その状態でお客様に適切なサービスを提供する事の難しさです。
「こんな破格値でサービスを受けているのに申込みをしない」
「安くしているのだから、少しくらいは、手を抜いてもいいじゃないか!」
「安い時だけ来店して、どうせ普通の値段になったら来ないんじゃないか?」
お客様に気に入っていただく為にキャンペーンを行っているのを忘れてしまい。
経営者(店側)の気持ちが強くなり、お客の気持ちが理解できなくなってしまうのです。
いくら安くても、サービスや愛想が悪けれは、常連様にはなっていただけません。
お客様の立場でものを考えながら、利益の為に動くということは、難しいことですが経営者も、お店を出ればお客様になってしまいます。
常に、経営者という人はいないのですから・・・・。
時々、自分が来店客だったら?
とふと思う心の余裕と時間を見つける事は、集客を考える上では必要なのかもしれません。